注力顧客の見直しと新規開拓により、黒字化と賃金水準の適正化を達成
- 業界業種
- 食品製造業
- 年商
- 3億5千万円
- 従業員数
- 50人
- 借入金残高
- 1億5千万円
- 経営者バイアス
- 経験・習慣による盲目性
- 再生ステージ
- ステージⅢ
- 悪化の症状
- 売上依存、コンプラ軽視
- 再生手法
- 営業戦略再構築
背景・課題
- 近隣スーパーを顧客にもつなど、優良顧客は多いものの、慢性的な赤字体質によりリスケ中だった。
- 社員の高齢化により作業スピートが低下し、オペレーションの生産性が落ちていた。
- 労基署から、最低賃金が遵守できていないとして改善指導を受けていたが、収益力が低く、改善の目途をたてられずにいる。
再生方針
- 不採算の顧客と価格交渉を行ない、収益力を改善する。
- 若手社員を登用し、労働生産性を改善する。
実行時の事象・ポイント
- 顧客別の利益構造を算定することで、採算の合わない顧客をはっきりさせて価格交渉に臨めた。
成果・効果
- 不採算の顧客の多くを手放すことになったが、新たな顧客開拓に成功。結果的に売上は増え、収益力が大幅に改善した。
- 時間を要したが、新たな若手人材を確保しながら徐々に賃金をアップさせ、最低賃金を遵守できた。一方、高齢の社員は段階的に減少した。
- 上の2点により、金融正常化が達成できた。
他の実績をみる
社屋のオフバラとリストラにより、縮小市場にある事業を再構築し、収益性を改善
-
業界業種
食品製造業
-
年商
3億5千万円
-
従業員数
31人
-
借入金残高
3億円