不採算店整理により人材不足を克服し、業務標準化に着手。メニューと容器の刷新により粗利率を向上

業界業種
飲食店
年商
7億5千万円
従業員数
87人
借入金残高
4億5千万円
経営者バイアス
使命感
再生ステージ
ステージⅢ
悪化の症状
売上依存、借入依存
再生手法
人員整理、オペレーション再構築

背景・課題

  • 業績低迷のためリスケ中である。現在は9店舗の直営店を運営しているが、うち4店舗が赤字経営である。
  • 業績低迷の原因は、飲酒離れの風潮が著しく、集客力が減退しているためである。また、材料費上昇の上、客単価も下がっており、顧客1人当たりの粗利率が激減している。
  • スタッフの採用も難しく、サービスレベルの維持が課題となっている。

再生方針

  • 不採算店舗を閉鎖する。
  • スタッフ育成を充実させてサービスの標準化を図る。
  • メニューの設計や容器の変更により原価率を抑える。

実行時の事象・ポイント

●不採算店舗の人材を再教育し既存店で使うことが出来たため、サービスレベルは改善した。不採算店の閉鎖により、スタッフも危機感を持って取り組んだ。
●しかし、相変わらずスタッフ採用は困難である。 

成果・効果

  • 改善見込のある1店舗を除いて、不採算店3店舗を閉鎖した。これにより黒字化が達成できた。
  • 人材不足だった既存店も、閉鎖店から人材を調達したため余裕が出来て、業務標準化に着手できるようになった。
  • メニューの設計を見直す。メインメニューとシーズンメニューの定期的な入れ替えを行なう。また、容器を小さいものに新調する。これらが粗利向上に寄与した。

他の実績をみる

立地する市場が縮小する中、集客方法や店舗スタッフの評価方法を刷新。収益力を改善した

  • 業界業種 飲食店
  • 年商 1億4千万円
  • 従業員数 35人
  • 借入金残高 2億3千万円

再生支援協議会による将来のBS改善を見据えて、PL改善に着手。不採算店退店や販管費圧縮を行なう

  • 業界業種 スクール事業
  • 年商 10億円
  • 従業員数 84人
  • 借入金残高 8億5千万円

Contact

事業再生や経営再建に関することなら
お気軽にお問合せください

ポールロードへのお問い合せ

お問い合わせする

無料相談

申し込む

冊子でわかるポールロード

ダウンロードする

お電話でのお問い合わせはこちら

0120-553-474

9:00~20:00 / 年中無休

※セールス目的のお電話はご遠慮ください