投稿日:2020.12.26
要償還債務返済年数とは、企業の返済能力をあらわす指標であり、借入金の返済にかかる年数を表している。
企業再生の際に、計画書に落とし込む指標ともなり、金融機関に示す材料となる。金融機関はこの指標を重視する傾向がみられ、一般的には10年以内の返済にとどめておきたい。
要償還債務返済年数が芳しくない場合は、借入が多い、または、利益が出にくいビジネスモデルになっている等の問題点が考えられる。
計算式
債務償還年数=(有利子負債-運転資金-現預金)÷(経常利益+減価償却費-法人税等)