投稿日:2020.12.26
買付証明書とは、不動産の売買において、不動産会社に物件を買受ける意思がある旨を表明する書類である。
特に書式に決まりはないが、必要項目の一例として
・購入希望価格
・手付け金
・ローンの額
・契約希望日
・引渡し希望日
・有効期限
などの条件を記載する。
買付証明書には、法的効力はなく、「必ず購入を約束する」書類ではないため、未契約の場合でも違約金などは発生しない。
しかし、不誠実な対応によって売買契約が不成立に終わった場合には、その当事者は相手方に対して契約締結上の過失として損害賠償責任を負う可能性がある。
「買付申込書」「買受証明書」「購入申込書」と呼ぶ場合もある。