投稿日:2020.10.27

DIPファイナンス

ディップ・ファイナンスと読み、民事再生法の適用を申請し再建途上(手続申立て後、手続終結までの間)にある債務者企業に対して、企業を維持するために新規の融資をする制度である。債務者企業は、運転資金や設備資金などの調達ができず、事業継続が困難である場合が想定できる。なお、事業活動自体は行えるので売掛金の回収などは通常通り行える。
債務者企業の事業から生まれるキャッシュフローにより返済を受けることを前提としているため事業・財務・法務・労務などについてのデューデリジェンスや、その後のモニタリングが必要となる。
DIPファイナンス自体は扱う金融機関が非常に少なく、難易度いも高いので、高いレベルの専門家の支援が必要である。

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