投稿日:2020.12.26
デューデリジェンスとは、投資用不動産の取引、企業買収、金融機関が引受業務、金融支援などを行う際に、企業のリスクを含めた実体を適正に把握するために事前におこなう多面的な調査である。デューデリジェンスの調査対象は事業、財務、法務、労務、資金調達など各領域があり、領域ごとに調査することが一般的である。弁護士・会計士・税理士・社会保険労務士・中小企業診断士など、デューデリジェンスの範囲によって様々な専門家がチームを組んで携わることになる。
デューデリジェンスを実施することで、投資家や金融機関は企業の詳細な状況を把握し、買収や金融支援の意思決定の指標となり、M&Aなどの場合は適正な企業価値の算定に役立てることが出来る。
「デューデリ」と略したり、「DD」と表記することもある。