投稿日:2020.12.26
債務者区分とは、各金融機関が融資先企業ごとに対して付けている区分のことであり、企業の財務状況と融資の返済状況により決められている。
この区分により金融機関は、企業への融資の有無、条件、融資の貸しはがしなどを決定する指標としている。区分自体は金融庁の金融検査マニュアルに基づいて5つに分けられているが、各金融機関独自の設定している「格付け」があり、債務者区分と紐付けている。
なお、2019年12月に金融検査マニュアルは正式に廃止となっている。
【5つの債務者区分】
1、正常先
2、要注意先・要管理先
3、破綻懸念先
4、実質破綻先
5、破綻先