新規借入と返済長期化により資金繰りを改善。プロジェクトの管理のノウハウを習得
- 業界業種
- 建設業
- 年商
- 13億円
- 従業員数
- 19人
- 借入金残高
- 5億5千万円
- 経営者バイアス
- 経験・習慣による盲目性
- 再生ステージ
- ステージⅡ
- 悪化の症状
- 低生産性、売上依存
- 再生手法
- オペレーション再構築、資金借入
背景・課題
- 店舗や住宅の新築改装を手がける地域ゼネコン。
- 慢性的な人材不足により、スキルの低い新入社員が多く、著しく収益力が悪化していた。
- 社長は営業が得意で、売上規模の維持は出来ているが、収益力が低く、加えて返済負担が大きいため資金繰りは厳しい。
再生方針
- プロジェクトの納期管理を強化する。
- 全プロジェクトの責任者を置き、人材育成に関する社長の負荷を軽減する。
- 一部借入金について長期化することで、月々の返済額を減らす。
実行時の事象・ポイント
- プロジェクト管理のための定期的な全社会議を始めたが、運用ノウハウの習得に時間がかかった。
成果・効果
- 納期短縮を目指すプロジェクト管理の手法を導入。これにより、売上増も実現したため、大幅に収益力が改善した。
- 人材育成のために全プロジェクトの総責任者を社長の下に置き、各プロジェクト担当の育成に当たった。
- これにより、退職者を減らすことが出来たので、従業員のスキルアップが期待できる環境が整った。
- 経営改善計画の承認により、ニューマネーの借入と一部返済の長期化が実現。資金繰りが改善した。
他の実績をみる
営業の業務プロセスを再構築。拡大路線の見直しにより大幅に収益力を改善
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業界業種
建設業
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年商
2億円
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従業員数
15人
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借入金残高
1億円