社屋のオフバラとリストラにより、縮小市場にある事業を再構築し、収益性を改善
- 業界業種
- 食品製造業
- 年商
- 3億5千万円
- 従業員数
- 31人
- 借入金残高
- 3億円
- 経営者バイアス
- 努力や愛着のサンクコスト、使命感
- 再生ステージ
- ステージⅡ
- 悪化の症状
- 売上依存 、借入依存
- 再生手法
- オフバラ 、人員整理、 営業戦略再構築
背景・課題
- 主要顧客である小規模飲食店の経営不振や廃業が多く、顧客数の減少と売上低下が著しい。
- 借入金が大きく、負担になっている。
- 事業が大きかった時代の本社社屋やOAシステム、配送センターなど過大な設備があり、維持負担が大きい。
- 新たな顧客開拓が不可欠だが、高付加価値である商品の魅力を伝えることが出来ていない。
再生方針
- 商品ラインナップの見直しにより、当社の固有性の高い商品の訴求をし易くする。
- オフバラによって借入金の圧縮を図る。
- 物流業務を外注業者を活用して、再構築する。
実行時の事象・ポイント
- リストラクチャリングには時間がかったが、物流業務の外注ノウハウを獲得したことで、継続的なコスト削減が可能となった。
- 本社社屋が想定より高く売却できたため、資金繰りが楽になった。
成果・効果
- 本社社屋の売却により、一部借入金を返済。これにより、過剰なOAシステム等の維持負担もなくなった。
- 外注活用により、配送業務担当をリストラ。また、OAシステム等の整理により、収益力が改善した。
- 従前の商品ラインナップの上位に更なる高付加価値製品を開発する。この製品ラインナップの見直しにより、中位の中核製品の販売強化ができた。
他の実績をみる
注力顧客の見直しと新規開拓により、黒字化と賃金水準の適正化を達成
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業界業種
食品製造業
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年商
3億5千万円
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従業員数
50人
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借入金残高
1億5千万円
工場差押えの状態から、各債権者との債務免除の合意をとりつけ、会社存続を実現
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業界業種
食品製造業
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年商
2億円
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従業員数
19人
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借入金残高
2億2千万円