工場の集約により収益力を改善。製造中心から企画・マーケティングへビジネスモデル転換を果たす

背景・課題

• 工場の技術者だった先代社長が急死した後、奥様が社長に就任。専務（娘）と経営に当たっているが工場の生産性が下落し赤字が続く。
• 遊具等の製造と設置、修理まで一貫して行なっており、オリジナル製品も数が多い。
• 先代社長の時代からの借入金が多く、資金繰りは厳しい。

再生方針

• 製造部門を縮小、人件費及び家賃を削減する。
• 製造から企画へ経営資源をシフトする。　
• 既存借入は長期化することで返済負荷を軽減する。

実行時の事象・ポイント

• 第二工場閉鎖について、前向きな構想を提示して従業員のモチベーションに配慮することができた。

成果・効果

• 第二工場を閉鎖。家賃等の固定費削減により、慢性的な赤字体質から脱することが出来た。
• また、採算性の低い商品を廃版にして、新製品企画開発に注力した。同時にプロモーション企画にも力を入れ、製造から企画へシフトすることで会社の強みが明確になった。
• 経営改善計画により、　既存借入の長期化とニューマネーの借入を行い、資金繰り負荷を軽減した。